人間に勝つコンピュータ将棋の作り方

人間に勝つコンピュータ将棋の作り方
を読みました。

具体的にコンピュータ将棋の作り方が書いてあるわけでなく、有名なコンピュータ将棋開発者の方々の、開発に取り組む姿勢や、体験談などが多数収録されており、読み物として楽しめます。

とはいえ、プログラムの技術的な解説が多く、難解です。

ちなみに僕はプログラムの解説に関してほとんど分かりませんでした。

ただ、開発者の方々のコンピュータ将棋開発にかける情熱が伝わってくるので、自分でも挑戦したいと思えてきます。

実際のところ、コンピュータ将棋がトッププロに勝ち越すのが時間の問題だという点に関してはその通りだと思いますし、コンピュータ将棋の開発における一番面白かった時代は過ぎてしまったようにも思えます。

ではこれからの開発者は何を目指せばいいのかという疑問が沸きますが、あとがきで、「誰にでも勝つコンピュータをつくるよりも誰とでもいい勝負をするコンピュータを作るほうがはるかにむずかしく、また価値も大きい」と書かれており、なるほどと感心しました。

僕はまだ試行ルーチンを組むところまでもたどり着いていないのですが、最近のコンピュータ将棋はプロ棋士の棋譜を参考にして、同じ局面で最も指される確率の高い手を選んだりするということで、この方法は面白いと思いました。

特定の棋士の棋譜を集めればその人の棋風を再現したプログラムも作れそうです。

激指、Bonanza、GPS将棋、YSSといった強豪コンピュータ将棋にも、それぞれ性格があるということも面白いと思いました。

すでに素人が一から参入できるようなレベルではない領域ですが、地道に楽しみながら続けていきたいと思います。

少なくとも自分よりは自分で作ったコンピュータ将棋のほうが強くなれるでしょうし(笑)。

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テーマ : 将棋 - ジャンル : 趣味・実用

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