藤井七段がすごい

将棋ブログを書いておきながらこれを書かないわけにはいかないのですが、藤井七段、やっぱり本当にすごいですね。

棋聖戦第2局の話ですが、渡辺棋聖を相手にほとんど一方的な勝ち方・・・ニュースにもなりましたが、AIが5億だか6億だかの手を読んで初めて評価が上がる手を指したとか、客観的な話題性もすごいし内容も時間の使い方もとにかくすごい将棋でしたよね。

ストーリーが出来過ぎとさえ言えてしまうほどにすごい以外に言葉が見つからないです。

藤井七段のすごさを説明しようとしても語彙力のなさを実感するばかりで、すごいすごい言うだけになってしまいますね・・・

結局何が言いたいかというと、藤井七段すごいですよねえ。
スポンサーサイト



テーマ : 将棋 - ジャンル : 趣味・実用

藤井七段対策としての手待ち

最近も相変わらず藤井七段の強さが群を抜いていると感じる対局が多いです。

しかし、6月14日のAbenaTVトーナメント中堅戦では藤井七段に広瀬八段が勝ったときの対局がとても印象的だったので書きたいと思います。

出だしは藤井七段の対局によくあらわれる例の形。

手待ち1

藤井七段が2九飛と引いた見慣れた局面です。
見慣れているということは、この局面はもしかすると先手有利なのかもしれません。

後手の金が7二にいますが、次の36手に6二に動かします。

そして38手目、後手5二玉。からの40手目4二玉

手待ち2



手待ち3

ここで玉を5筋と4筋で行ったり来たりさせるところまではよくあるのですが、広瀬八段はなんとここから61手目で銀取りに桂馬を跳ねられるまで4二玉と5二玉を繰り返しました。

手待ち4


先手としてはここで千日手を受け入れるならこの駒組が成立しないまであるのかというところになってしまいますので、藤井七段は千日手を避けながら攻める機会をうかがい、61手目の銀取りで均衡を破りました。

ある程度組みあがった状態では何をさしても悪くなるのでパスしたいということは将棋においてはよくある話ですが、その間も空いての手は進んでしまうわけなので、よほどの確信がなければさすがにここまでパスを続けられません。

ここから開戦かというところでしたが、この後も後手さらに金を左右に動かして手待ちを行ったのが衝撃的でした。

ただ、本当に衝撃的だったのは飛車を回った後手がそのまま1筋を突破し、藤井七段をねじ伏せたことです。

これは、「藤井七段を相手に10手以上連続して無駄な手を指しながら勝った」のではなく、「対先手藤井七段では後手の手待ちが有効」と考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

藤井七段が勝つのを見すぎているせいで、本局序盤の「いつもの局面」が組みあがった時点で、「ああ藤井君の得意なやつか。勝ったな」となってしまいがちですが、その時点で勝負がついているということは当然のことながらないはずです(多分ですが・・・)

実際にプロがここまでの手待ちを繰り返すというのは千日手上等であるのはもちろんのこと、周りの声も気になるはず。

にもかかわらずこれを選んだということは、広瀬八段には勝算があり、それを粛々と実行して勝ったと考えるのが自然ですよね。

もしかしたらこの戦型、後手の手待ちが藤井七段を攻略する糸口になるのでは・・・と思ったかどうかは分かりませんが、この一週間後の羽生九段が同じ先後同型から、さすがに本局ほどではありませんが手待ちをしているのを見てやはりこれは・・・、と思いました。

結局羽生九段は破れてしまったのですが、初心者から見るとどうしても手損に見えてしまう手待ちには、かなり高度な駆け引きが含まれているということは間違いないということを感じました。

自分は攻めているつもりが実は相手に攻めさせられている、というのはとても面白いことだと思います。

動けるからと言って無理に動かず、冷静にじっと我慢することも大事なんだなあということを考えさせられた一局でした。

テーマ : 将棋 - ジャンル : 趣味・実用

棋聖戦第一局

今日は最年少タイトル挑戦者となった藤井七段の棋聖戦五番勝負、1局目が行われました。

序盤から矢倉模様で進み、41手目に藤井七段から角交換を仕掛けました。

48手目、渡辺棋聖が3九に角を打って馬を作り、歩を集めている間に藤井七段は端を攻めます。

ここで端は破られそうになってはいるものの、6七の金を中央へそらし、63手目には先手玉の守りはほとんど見る影がありません。

69手目に先手の金が再び6七へ戻って囲いの修復を試みますが、8五の歩が桂馬と飛車で狙われており、一見先手が危うい状況に見えます。

ですがここから先手が端攻めを開始し、91手目に1三に飛車と角が効いた局面は先手が優勢に見えました。

ここで渡辺棋聖が4六金と金を捨てる手を指しますが、これはすごい手ですよね。馬の利きを飛車に通して実は飛車角の両取りをかけつつ1三を守る。さすが渡辺棋聖といった手だと思います。

ただ、渡辺棋聖がしのいだようにも見えましたがじわじわと攻められ続け、最後の逆襲にも157手目の逆王手で渡辺棋聖の投了という終局を迎えました。

一局目からこれほどの熱戦が見られるとは、初のタイトル戦にも臆さずに相手の力を引き出しつつ実力を発揮してねじ伏せた藤井七段の勢いを感じさせる名局でした。

これはたぶん、藤井七段は棋聖を獲るでしょうね。

テーマ : 将棋 - ジャンル : 趣味・実用

東京アラート

6月になり早くも東京アラートが発動されたなか、棋聖戦挑戦者決定戦で藤井七段が永瀬二冠に勝ち、史上最年少でもタイトル挑戦を決めました。

すごいことではあるんですけど、正直どちらかというと藤井七段がいまだにタイトルを獲っていないということに違和感がありますよね。

2日の対局では元名人である佐藤天彦九段にも勝ち、今日も一見きわどく見えながら永瀬二冠を完全に押さえつけていたように見えました。

実際あと足りないものがあるとすればタイトルだけのように思えます。

コメントの内容も落ち着いていてすでに風格が感じられるほどの貫禄があります。

8日の渡辺棋聖との対局が楽しみです。

コロナの影響で大きなストレスを抱える人が多い中、藤井七段の活躍はとても明るいニュースです。

もちろん渡辺棋聖に頑張ってほしくないわけではないのですが、藤井七段が活躍しているのを見るとなぜか嬉しくなってしまいます・・・この辺もカリスマ性があるのかもしれません。

続きを読む »

テーマ : 将棋 - ジャンル : 趣味・実用

touchstartイベントとmousedownイベントを共存させたい

はさみ将棋を9×9以外の大きさに変更できるようにしてみたのですが、9×9以外だともしかしたら不具合があるかもしれません。

お気づきの方はご指摘いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

これまで盤面操作のトリガーをタッチ対応の場合はtouchstart、それ以外はmousedownとしていて基本的に不都合を感じなかったのですけど、最近surfaceを買って試していたら、最新のfirefoxでクリックが効かなくなっていることに気づきました。もちろんタッチすれば動くのですが。

touchstartでマウス操作を受け付けてくれるブラウザが多かったのであまり気にしていなかったのですが、ノートPCでブラウザを開いてマウスが効かないとなると意味が分かりませんよね。

基本マウスで操作しているのに画面タッチで遊ばされるのは、すごく微妙な感じです。

touchstartイベントとmousedownイベントを両方トリガーに設定した場合、両方有効なブラウザではダブルクリックした感じになってしまいますし、一方を無効にしてしまうのも違う気がします。

リアルタイムで先に発動したトリガーだけを優先させればよいのかと思いますが、よくわからないので取り急ぎすべてのブラウザでmousedownのみにしてみました。

PC上では問題ないのですが、スマホで操作する場合だとtouchstartよりも反応が悪くなってしまう気がするので、何か良い対策があればよいのですが・・・

テーマ : プログラミング - ジャンル : コンピュータ